リンクプレビューとは、SNS やチャットアプリで URL を共有したときに自動的に表示される、ページのタイトル・サムネイル画像・説明文を含むカード型の表示のことです。Twitter (X) のツイートに URL を貼ると表示されるカードや、LINE でリンクを送ったときに出る画像付きの要約がこれにあたります。
リンクプレビューの情報源は、ページの HTML に埋め込まれた OGP (Open Graph Protocol) タグと Twitter Card タグです。og:title がタイトル、og:description が説明文、og:image がサムネイル画像を指定します。これらのタグが適切に設定されていないと、プレビューが表示されなかったり、意図しない画像やテキストが表示されたりします。
リンクプレビューがクリック率に与える影響は大きく、BuzzSumo の分析によると、適切なサムネイル画像付きのリンクは画像なしと比べてエンゲージメント率が 2.3 倍高いとされています。特に og:image の画像サイズは 1200x630 ピクセルが推奨されており、この比率が各 SNS で最も美しく表示されます。
短縮 URL とリンクプレビューの関係には注意が必要です。短縮 URL を共有すると、SNS のクローラーは短縮 URL にアクセスし、リダイレクト先の元ページから OGP 情報を取得します。ほとんどの SNS はリダイレクトを正しく追跡しますが、リダイレクトチェーンが長い場合やサーバーの応答が遅い場合、プレビューの生成に失敗することがあります。
リンクプレビューのキャッシュにも注意が必要です。一度生成されたプレビューは SNS 側にキャッシュされるため、OGP タグを修正してもすぐには反映されません。Twitter では Card Validator、Facebook では Sharing Debugger というツールでキャッシュをクリアできます。関連書籍は Amazon でも探せます。