友だちに面白い Web サイトを教えたいとき、SNS でリンクをシェアしますよね。でも SNS によってリンクの扱い方がまったく違うのを知っていますか? この記事では、主要な SNS ごとのリンク共有のコツと、見栄えよくシェアするテクニックを紹介します。
SNS ごとのリンク事情
X (旧 Twitter)
X は投稿にリンクを直接貼れる SNS の代表格です。URL を本文に含めると、自動的にリンクプレビュー (サムネイル画像とタイトルが表示されるカード) が生成されます。ただし、リンクを含む投稿はアルゴリズム上リーチが下がりやすいという声もあるため、リンクはリプライに貼るという工夫をしている人もいます。
文字数の上限は 280 文字 (日本語は 140 文字) なので、長い URL を貼ると本文を書くスペースが圧迫されます。X は内部で URL を自動短縮しますが、表示上は「t.co/...」という形になり、元の URL がわかりにくくなります。
Instagram はフィード投稿やリールの本文にリンクを貼っても、タップできるリンクになりません。テキストとして表示されるだけです。リンクを共有できる場所は、プロフィール欄の「リンク」とストーリーズのリンクスタンプに限られます。だから「詳しくはプロフィールのリンクから」という投稿をよく見かけるわけです。
プロフィール欄に複数のリンクを載せたい場合は、リンクまとめサービスを使って 1 つの URL に集約する方法が定番です。
TikTok
TikTok も Instagram と似ていて、動画の説明文にリンクを貼ってもタップできません。リンクを設置できるのはプロフィール欄のみで、しかもビジネスアカウントまたは一定のフォロワー数が必要な場合があります。動画の中で「プロフィールのリンクを見てね」と呼びかけるのが一般的な導線です。
LINE
LINE のトークではリンクを直接送れます。URL を送信すると、相手のトーク画面にリンクプレビューが表示されるので、何のページかひと目でわかります。グループトークでも同様に使えるため、友だち同士でリンクを共有するには一番手軽な方法です。ノート機能にリンクを保存しておけば、トークが流れても後から見返せます。
リンクプレビュー (OGP) の仕組み
SNS にリンクを貼ったとき、サムネイル画像やタイトル、説明文が自動で表示されることがあります。これは OGP (Open Graph Protocol) という仕組みのおかげです。Web サイト側が「このページのタイトルはこれ、画像はこれ」という情報を HTML に埋め込んでおくと、SNS がそれを読み取ってカード形式で表示してくれます。
OGP が設定されていないサイトのリンクを貼ると、URL だけがそっけなく表示されます。見た目の印象がまったく違うので、自分で Web サイトを作るときは OGP の設定を忘れずに行いましょう。OGP がきちんと設定されたリンクは、画像付きのカードとして表示されるため、クリック率が大幅に上がります。
長い URL だとダサい問題
SNS でリンクをシェアするとき、URL がやたら長いと見栄えが悪くなります。とくに X のように文字数制限がある SNS では、長い URL が投稿の大部分を占めてしまい、伝えたいメッセージを書くスペースがなくなります。
たとえば EC サイトの商品ページの URL は、トラッキング用のパラメータが付いて 200 文字を超えることも珍しくありません。こんな URL をそのまま貼ると、暗号のような文字列が並んで、クリックする気が失せてしまいます。
そこで便利なのが URL 短縮サービスです。長い URL を短くまとめることで、投稿がスッキリして読みやすくなります。短い URL のほうがクリック率も高くなる傾向があるので、SNS でのシェアには短縮 URL を活用するのがおすすめです。
SNS マーケティングの関連書籍は Amazon でも探せます。
友だちにリンクを送るときの注意点
まとめ
SNS ごとにリンクの扱い方は大きく異なります。X はリンクを直接貼れますが、Instagram や TikTok はプロフィール欄が主な共有場所です。リンクプレビュー (OGP) を活用すればクリック率が上がり、短縮 URL を使えば見栄えもスッキリします。リンクを送るときはひとこと説明を添えて、安心してクリックしてもらえる工夫をしましょう。