alt テキスト (代替テキスト、Alternative Text) とは、HTML の img 要素に設定する alt 属性の値で、画像の内容をテキストで説明するものです。画像が読み込めない場合に代わりに表示されるほか、スクリーンリーダー (視覚障害者向けの読み上げソフト) が画像の内容をユーザーに伝える際に使用されます。
alt テキストは Web アクセシビリティの基本要件です。WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) 2.1 では、すべての非テキストコンテンツにテキストによる代替を提供することが求められています。alt テキストのない画像は、スクリーンリーダーのユーザーにとって「何があるか分からない空白」になります。
SEO の観点でも alt テキストは重要です。Google の画像検索は alt テキストを主要な手がかりとして画像の内容を理解します。適切な alt テキストを設定することで、画像検索からの流入を獲得できます。Google の John Mueller 氏は「alt テキストは画像 SEO において最も重要な要素の 1 つ」と述べています。
短縮 URL サービスとの関連では、OGP 画像 (og:image) の alt テキストが重要です。SNS でリンクを共有した際に表示されるサムネイル画像にも、適切な alt テキストを設定することで、アクセシビリティと SEO の両方を向上できます。また、QR コードの画像にも「○○へのリンクの QR コード」のような alt テキストを設定すべきです。
良い alt テキストの書き方は、画像の内容を簡潔かつ具体的に説明することです。「画像」「写真」といった冗長な表現は避け、画像が伝えている情報を直接記述します。装飾目的の画像には空の alt 属性 (alt="") を設定し、スクリーンリーダーに読み飛ばさせます。関連書籍は Amazon でも探せます。