クライアントサイドリダイレクトとは、ブラウザ (クライアント) 側で実行されるリダイレクト手法の総称です。メタリフレッシュ (<meta http-equiv="refresh">) と JavaScript リダイレクト (window.location) の 2 種類があります。
サーバーサイドリダイレクト (301/302) との最大の違いは、ページが一度ブラウザに読み込まれてからリダイレクトが実行される点です。そのため、ユーザーにはリダイレクト前のページが一瞬表示され、体感的な遅延が発生します。 SEO の観点でも、 Google はクライアントサイドリダイレクトをサーバーサイドリダイレクトほど確実には処理できないと公式に述べています。
それでもクライアントサイドリダイレクトが使われるケースがあります。サーバー設定を変更できない環境 (共有ホスティングなど) 、条件分岐による動的なリダイレクト (ユーザーの言語設定やデバイスに応じて転送先を変える) 、カウントダウン付きのリダイレクト (「 5 秒後に転送されます」) などです。
短縮 URL サービスでは、サーバーサイドリダイレクト (302) が標準ですが、ディープリンク (アプリ内画面への遷移) では JavaScript リダイレクトが使われることがあります。アプリがインストールされているかどうかを JavaScript で判定し、インストール済みならアプリを起動、未インストールなら Web ページに転送するフォールバック処理が必要なためです。関連書籍は Amazon でも探せます。