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CSP

Content Security Policy の略。 Web ページで読み込み可能なリソースのソースを制限し、XSS 攻撃を防止するセキュリティ機構。

2026 年 10 月 16 日 / 約 1 分で読めます

セキュリティ

CSP (Content Security Policy) とは、Web ページで読み込み可能なリソース (スクリプト、スタイルシート、画像、フォントなど) のソースを制限する HTTP レスポンスヘッダーです。 XSS 攻撃の被害を大幅に軽減できるセキュリティ機構として、OWASP が推奨しています。

CSP の基本的な仕組みは、「このページでは、これらのソースからのリソースのみ読み込みを許可する」というホワイトリストをブラウザーに伝えることです。たとえば、Content-Security-Policy: script-src 'self' https://cdn.example.com と設定すると、自サイトと cdn.example.com からのスクリプトのみ実行が許可され、攻撃者が注入したインラインスクリプトはブロックされます。

CSP の導入で最も苦労するのが、既存のインラインスクリプトやインラインスタイルへの対応です。 CSP はデフォルトでインラインコードの実行を禁止するため、onclick 属性や <script> タグ内のコードが動作しなくなります。対処法として、nonce (ワンタイムトークン) を使う方法と、hash (スクリプトのハッシュ値) を使う方法があります。 nonce 方式はサーバーがリクエストごとにランダムな値を生成し、スクリプトタグと CSP ヘッダーの両方に同じ値を設定します。

まずは Content-Security-Policy-Report-Only ヘッダーで「違反を報告するだけでブロックしない」モードで運用し、レポートを分析してから本番適用するのが安全な導入手順です。

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関連用語

CORS

Cross-Origin Resource Sharing の略。異なるオリジン間でのリソース共有を制御するブラウザーのセキュリティ機構。

XSS

Cross-Site Scripting の略。 Web ページに悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーの情報を窃取する攻撃手法。

クリックジャッキング

透明な iframe を重ねて、ユーザーに意図しないクリックを誘導する攻撃手法。 X-Frame-Options ヘッダーで防止できる。

X-Frame-Options

Web ページの iframe への埋め込みを制御する HTTP レスポンスヘッダー。クリックジャッキング攻撃の防止に使用される。

入力バリデーション

ユーザーからの入力データが期待する形式や範囲に合致するかを検証するプロセス。セキュリティ対策の 1 つ。

Content Security Policy

Web ページが読み込み可能なリソースの出所を制限する HTTP ヘッダー。XSS 攻撃やデータインジェクションの被害を軽減する防御層。

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よくある質問

CSP を設定するとどのような攻撃を防げますか?
XSS (クロスサイトスクリプティング)、データインジェクション、クリックジャッキングなどの攻撃を防止できます。許可されたソースからのリソースのみを読み込むよう制限します。
CSP の設定方法は?
HTTP レスポンスヘッダー (Content-Security-Policy) または HTML の <meta> タグで設定します。まず Content-Security-Policy-Report-Only で影響を確認してから本番適用することを推奨します。

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