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XSS

Cross-Site Scripting の略。 Web ページに悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーの情報を窃取する攻撃手法。

2026 年 10 月 31 日 / 約 1 分で読めます

セキュリティ

XSS (Cross-Site Scripting) とは、Web アプリケーションの脆弱性を悪用して、ページに悪意のある JavaScript コードを注入し、ユーザーの Cookie、セッション情報、個人データなどを窃取する攻撃手法です。 OWASP Top 10 の 2025 年版では、XSS は A05 Injection (インジェクション) の中に含まれています。

OWASP の XSS の解説 (2026 年 10 月時点) によると、XSS は一般に反射型と格納型に分けられ、それとは別にあまり知られていない DOM ベース XSS があります。それぞれ、反射型 XSS (URL パラメーターに含まれたスクリプトがそのままページに表示される)、格納型 XSS (データベースに保存されたスクリプトが他のユーザーに表示される)、DOM ベース XSS (クライアントサイドの JavaScript で DOM を操作する際に発生する) です。

OWASP の XSS 対策のチートシート (2026 年 10 月時点) は、単独で XSS を解決する手法は無く、防御の手法を正しく組み合わせる必要があると説明しています。最も効果があるとされるのは、フレームワークの保護機能、出力時のエンコード (< を &lt; に、 > を &gt; に変換するなど)、HTML のサニタイズの 3 つです。 HttpOnly などの Cookie の属性は XSS の被害を限定するものの防ぐものではなく、CSP ヘッダーは主な防御ではなく追加の層として使うよう勧めています。

短縮 URL サービスでは、ユーザーが入力した URL をページ上に表示する際に XSS のリスクがあります。特に javascript: スキームの URL を許可すると、リンクをクリックした際に任意の JavaScript が実行されます。 OWASP のチートシートも、信頼できない URL をリンク先に使う場合は、プロトコルが http:// と https:// の URL だけを許可する方法を対策の例に挙げています。

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関連用語

CSP

Content Security Policy の略。 Web ページで読み込み可能なリソースのソースを制限し、XSS 攻撃を防止するセキュリティ機構。

CORS

Cross-Origin Resource Sharing の略。異なるオリジン間でのリソース共有を制御するブラウザーのセキュリティ機構。

入力バリデーション

ユーザーからの入力データが期待する形式や範囲に合致するかを検証するプロセス。セキュリティ対策の 1 つ。

クリックジャッキング

透明な iframe を重ねて、ユーザーに意図しないクリックを誘導する攻撃手法。 X-Frame-Options ヘッダーで防止できる。

SQL インジェクション

Web アプリケーションの入力欄に SQL コードを注入し、データベースを不正に操作する攻撃手法。

フィッシング

正規のサービスを装った偽サイトに誘導し、個人情報や認証情報を詐取するサイバー攻撃手法。

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よくある質問

XSS 攻撃の種類にはどのようなものがありますか?
一般に反射型 (Reflected) と格納型 (Stored) に分けられ、それとは別に DOM ベースがあります。格納型では攻撃コードがサーバーに保存され、他のユーザーにも影響します。
XSS を防ぐための基本的な対策は?
OWASP のチートシートは、フレームワークの保護機能、出力時のエンコード、HTML のサニタイズをどの場合にも勧め、CSP や HttpOnly などの Cookie の属性はそれに加える対策としています。

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