URL パラメータ (クエリパラメータ、クエリストリング) とは、URL の末尾に「?」記号の後に付加される「キー=値」形式のデータです。たとえば「https://example.com/search?q=短縮URL&lang=ja」では、q=短縮URL と lang=ja が URL パラメータです。複数のパラメータは「&」で連結します。
URL パラメータの主な用途は 3 つあります。第一に検索・フィルタリング (EC サイトの商品検索、カテゴリ絞り込み)、第二にトラッキング (UTM パラメータによる流入元の追跡)、第三にページネーション (page=2 のようなページ番号の指定) です。
短縮 URL と URL パラメータの関係は密接です。マーケティングキャンペーンでは、元の URL に UTM パラメータ (utm_source、utm_medium、utm_campaign など) を付与して流入経路を追跡しますが、パラメータを追加すると URL が非常に長くなります。短縮 URL サービスを使えば、パラメータ付きの長い URL を短いリンクに変換でき、SNS やメールでの共有が容易になります。
SEO の観点では、URL パラメータの扱いに注意が必要です。同じコンテンツに異なるパラメータが付いた URL が複数存在すると、検索エンジンが重複コンテンツと判断する可能性があります。canonical タグで正規 URL を指定するのが基本的な対策です。かつては Google Search Console の「URL パラメータ」ツールでパラメータの処理方法を指定できましたが、このツールは 2022 年に廃止されたため、現在は canonical タグや robots による制御が中心です。
URL パラメータにはセキュリティ上の注意点もあります。パラメータの値はブラウザの履歴やサーバーのアクセスログに記録されるため、パスワードや個人情報をパラメータに含めてはいけません。機密情報は POST リクエストのボディで送信するのが鉄則です。