正規 URL (Canonical URL) とは、同一コンテンツに複数の URL が存在する場合に、検索エンジンに「この URL を正式なページとしてインデックスしてください」と宣言する仕組みです。 HTML の <link rel="canonical"> タグで指定します。
正規 URL が必要になるケースには、HTTP と HTTPS の両方でアクセス可能な場合、www あり/なしの両方が存在する場合、UTM パラメーター付きの URL が大量に生成される場合、モバイル版と PC 版で異なる URL を持つ場合などがあります。これらを放置すると、検索エンジンが同一コンテンツを別ページとして認識し、評価が分散する「重複コンテンツ問題」につながることがあります。
「 canonical タグを設定すれば重複ページが自動的にリダイレクトされる」という理解は誤りです。 canonical タグは検索エンジンに向けた指定で、ユーザーのブラウザーを別の URL へ移しません。ユーザーを正規 URL へ移すには、301 リダイレクトなどのリダイレクトを使います。
短縮 URL と正規 URL の関係では、短縮 URL 自体ではなく、最終的なランディングページの URL を canonical に設定します。短縮 URL はリダイレクトを経由する中間的な URL です。 Google のリダイレクトに関する公式ドキュメント (2026 年 4 月時点) では、恒久的なリダイレクトはリダイレクト先を正規 URL とみなすシグナルとして使われ、一時的なリダイレクトはそのシグナルとしては使われないと説明されています。
誤った URL を canonical に指定すると、本来インデックスされるべきページが検索結果に表示されなくなることがあります。 Google Search Console の「 URL 検査」ツールでは、Google が認識している canonical URL を確認できます。