301 リダイレクトとは、「この URL は恒久的に移転しました」とブラウザや検索エンジンに伝える HTTP ステータスコードです。 HTTP の仕様 (RFC 9110) で定義されており、 Web サイトの URL 変更やドメイン移行で最も頻繁に使われるリダイレクト方式です。
301 の最大の特徴は、移転先を正規 URL として扱ってほしいという意思が検索エンジンに最も強く伝わる点にあります。 Google のリダイレクトに関する公式ドキュメント (2026 年 4 月時点) では、恒久的なリダイレクトはリダイレクト先を正規 URL とみなすシグナルとして使われ、一時的なリダイレクトはそのシグナルとしては使われないと説明されています。サイトリニューアルやドメイン変更では、旧 URL から新 URL への 301 設定を漏れなく行うことが移行作業の中心になります。
302 との違いは、検索エンジンに伝わる意味そのものです。 Google は 302 を一時的な転送として扱い、検索結果には元のページを表示するため、恒久的な移転を長期間 302 のままにすると、新 URL がいつまでもインデックスされない状態が続きます。恒久的な移転には 301 か 308 を使う方が確実です。
短縮 URL サービスでは、 301 と 302 の使い分けが設計上の重要な判断になります。 301 はブラウザがリダイレクト先をキャッシュするため、 2 回目以降のアクセスがサーバーを経由せず、クリック数を正確に計測できなくなります。そのため、クリック解析が必要な短縮 URL では 302 が採用されるケースが多いです。一方、 SEO 目的のリンク (canonical URL への誘導など) では 301 が適切です。