308 リダイレクトは、恒久的な URL 転送でリクエストメソッドを保持する HTTP ステータスコードです。 RFC 7538 で定義され、301 の改良版として位置づけられています。
301 と 308 の関係は、302 と 307 の関係と同じ構図です。 301 は恒久的リダイレクトですが、ブラウザーによっては POST を GET に変換してしまう問題がありました。 308 はこれを解決し、「メソッドを変更しない恒久的リダイレクト」を保証します。
実務での 308 の使用頻度は低めです。恒久的な URL 移転の大半は GET リクエスト (ページ閲覧) であり、301 で十分対応できるためです。 308 が真に必要になるのは、API エンドポイントの恒久的な移転で POST/PUT メソッドを保持したい場合に限られます。
ブラウザーの対応状況は、主要ブラウザー (Chrome、Firefox、Safari、Edge) はすべて 308 をサポートしていますが、古いブラウザーやボットでは未対応の場合があります。短縮 URL サービスでは、一般ユーザー向けのリダイレクトには 301 または 302 を使い、308 は API レベルの転送に限定するのが現実的です。