セッションとは、ユーザーが Web サイトにアクセスしてから離脱するまでの一連の行動を 1 つの単位としてまとめたものです。たとえば、あるユーザーがサイトを訪問し、3 ページ閲覧して離脱した場合、これが 1 セッションとしてカウントされます。
セッションの区切り方はツールによって異なりますが、Google Analytics 4 (GA4) では以下の条件でセッションが終了します。30 分間操作がない場合 (タイムアウト)、日付が変わった場合 (午前 0 時)、流入元が変わった場合 (Google 検索から来た後に SNS リンクから再訪問した場合など) です。
セッションとページビュー (PV) の違いは重要です。1 セッションで 5 ページ閲覧すれば、セッション数は 1、PV は 5 です。また、ユニークユーザー (UU) との違いも押さえておく必要があります。同じユーザーが午前と午後に 1 回ずつ訪問すれば、UU は 1、セッション数は 2 です。
短縮 URL のクリック解析では、セッションの概念が重要になります。同じユーザーが短縮 URL を複数回クリックした場合、クリック数 (生のカウント) とユニーククリック数 (重複排除) は異なります。マーケティング効果を正確に測定するには、ユニーククリック数をセッション数と照合し、実際に何人のユーザーがリンク先に到達したかを把握する必要があります。
セッションに関連する重要な指標として、セッションあたりのページ数 (回遊性の指標)、平均セッション時間 (エンゲージメントの指標)、直帰率 (1 ページだけ見て離脱した割合) があります。GA4 ではこれらに加えて「エンゲージメントセッション」という概念が導入され、10 秒以上滞在、2 ページ以上閲覧、コンバージョン発生のいずれかを満たすセッションを区別しています。関連書籍は Amazon でも探せます。