TTFB (Time to First Byte) とは、ブラウザが HTTP リクエストを送信してから、サーバーからのレスポンスの最初の 1 バイトを受信するまでの時間です。サーバーの応答速度を測る最も基本的な指標であり、Web パフォーマンスの出発点です。
TTFB は 3 つの要素の合計です。リクエスト送信時間 (ブラウザからサーバーへのネットワーク伝送)、サーバー処理時間 (リクエストの処理、データベースクエリ、レスポンス生成)、レスポンス開始時間 (サーバーからブラウザへの最初のバイトの伝送) です。
Google は Core Web Vitals の補助指標として TTFB を位置づけており、良好な TTFB は 800ms 以下、改善が必要なのは 1800ms 以上としています。短縮 URL のリダイレクトでは、TTFB がリダイレクトレスポンスの返却速度に直結するため、50ms 以下を目標にすべきです。
短縮 URL サービスの TTFB を最適化する手法として、CDN の活用 (ユーザーに近いエッジサーバーからレスポンスを返す)、インメモリキャッシュ (Redis で短縮 URL のマッピングをキャッシュ)、データベースの最適化 (インデックスの適切な設定)、HTTP/2 の有効化 (接続の多重化) があります。
TTFB の測定は、Chrome DevTools の Network タブ (Waiting (TTFB) 列)、Lighthouse のパフォーマンス監査、curl コマンド (curl -w '%{time_starttransfer}' URL)、WebPageTest で行えます。サーバー処理時間とネットワーク伝送時間を分離して測定することで、ボトルネックを正確に特定できます。関連書籍は Amazon でも探せます。