直帰率 (Bounce Rate) とは、 Web サイトに訪問したユーザーが、最初のページだけを閲覧してサイトを離脱した割合です。計算式は「直帰数 ÷ 全セッション数 × 100 」で、ページの品質やユーザー体験を測る基本指標として広く使われています。
直帰率の目安は業種やページの種類によって大きく異なります。ブログ記事で 70 〜 90%、ランディングページで 60 〜 90%、 EC サイトの商品ページで 20 〜 45% 程度が一般的です。ここで重要なのは、直帰率が高い = 悪いとは限らないという点です。たとえば、「東京の天気」で検索して天気予報ページを見たユーザーは、情報を得た時点で目的を達成しており、直帰は自然な行動です。
Google Analytics 4 (GA4) では、直帰率の定義が従来の Universal Analytics (UA) から大きく変わりました。 UA では「 1 ページだけ見て離脱」が直帰でしたが、 GA4 では「エンゲージメントのなかったセッション」の割合として計算されます。具体的には、 10 秒以上の滞在、コンバージョンイベントの発生、 2 ページ以上の閲覧のいずれかを満たさないセッションが「直帰」とみなされます。この変更により、長文記事を熟読して離脱したユーザーは GA4 では直帰にカウントされなくなりました。
短縮 URL からのトラフィックの直帰率を分析することで、リンク先のランディングページの品質を評価できます。直帰率が異常に高い場合、リンクの説明文とランディングページの内容にギャップがある (期待と実際の不一致) 、ページの読み込みが遅い、モバイル対応が不十分といった原因が考えられます。関連書籍は Amazon でも探せます。