QR コードセキュリティとは、 QR コードに関連するセキュリティリスクと対策の総称です。 QR コードの普及に伴い、 QRishing (QR コードを使ったフィッシング) やマルウェア配布などの脅威が増加しています。
主な攻撃手法として、正規の QR コードの上に偽の QR コードを貼り付ける物理的な改ざん、フィッシングサイトへの誘導、マルウェアのダウンロードページへの誘導、不正な Wi-Fi 接続設定の読み込みなどがあります。特に、レストランのテーブルや公共の掲示板に貼られた QR コードは、第三者による差し替えが容易なため注意が必要です。
対策として、ユーザー側では QR コードを読み取った後に URL を確認してからアクセスする、見知らぬ場所の QR コードを安易にスキャンしない、 QR コードが上から貼り替えられていないか物理的に確認する、が基本です。
サービス提供者側では、ダイナミック QR コード (短縮 URL 経由) を使用してスキャンデータを監視し、異常なアクセスパターンを検出する、 QR コードのリダイレクト先に Google Safe Browsing API によるチェックを組み込む、パスワード保護付きの QR コードを機密情報に使用する、といった対策が有効です。関連書籍は Amazon でも探せます。