App Links は、 Google が提供する Android 向けのディープリンク技術です。通常の HTTPS URL をタップしたときに、対応するアプリがインストールされていればアプリ内の特定画面を直接開き、インストールされていなければ Web ブラウザでページを表示します。
App Links の仕組みは、 Web サイトのドメインとアプリの関連付けに基づいています。開発者はサイトの /.well-known/assetlinks.json にアプリのパッケージ名と署名証明書のフィンガープリントを記述し、アプリの AndroidManifest.xml に対応する intent-filter を設定します。この双方向の検証により、第三者がドメインを偽装してアプリを起動することを防いでいます。
Apple の Universal Links と比較すると、基本的な概念は同じですが実装の詳細が異なります。 Universal Links は apple-app-site-association ファイルを使い、 App Links は assetlinks.json を使います。クロスプラットフォームのアプリでは両方の設定が必要です。
短縮 URL サービスと App Links を組み合わせると、 1 つの短縮 URL で「アプリユーザーにはアプリ内画面を、 Web ユーザーには Web ページを」表示する動的な導線を実現できます。ただし、短縮 URL のリダイレクトが間に入ることで App Links の検証が失敗するケースがあるため、短縮 URL サービス側で適切なリダイレクト方式 (HTTP リダイレクトではなく JavaScript リダイレクトなど) を選択する必要があります。関連書籍は Amazon でも探せます。