リンク切れ (リンクロット、 Link Rot) とは、 Web 上のリンクが時間の経過とともに無効になる現象です。リンク先のページが削除された、 URL が変更された、ドメインが失効したなどの理由で、クリックしても目的のページにたどり着けなくなります。
リンク切れの規模は想像以上に深刻です。 Harvard Law School の研究 (2014 年) によると、米国最高裁判所の判決文に引用された URL の 49% がリンク切れ状態でした。また、 Ahrefs の調査では Web 上のリンクの約 66.5% が何らかの理由で無効になっているとされています。
リンク切れが発生する主な原因は、 Web サイトのリニューアル時に旧 URL からのリダイレクトを設定し忘れる、コンテンツの削除、ドメインの失効、 URL 構造の変更です。特にサイトリニューアルは最大のリンク切れ発生源であり、旧 URL から新 URL への 301 リダイレクトマッピングを漏れなく作成することが最重要タスクです。
短縮 URL サービスは、リンク切れ対策として 2 つの役割を果たします。第一に、短縮 URL のリダイレクト先を変更できるため、元の URL が変わっても短縮 URL 自体は有効なまま維持できます。第二に、短縮 URL サービス自体が終了するとすべてのリンクが無効になるリスクがあるため、サービスの信頼性と継続性の評価が重要です。 2009 年に tr.im が一時サービス停止を発表した際には、多くのリンクが一斉に機能しなくなる事態が懸念されました。関連書籍は Amazon でも探せます。