短縮 URL サービス SLA (Service Level Agreement) とは、サービス提供者がユーザーに対して保証する稼働率、応答時間、データ保持期間などの品質基準を定めた合意文書である。ビジネスでの利用においては、SLA の内容がサービス選定の重要な判断基準となる。
SLA で定義される主要な指標は 3 つある。第一に稼働率保証で、一般的に 99.9% (年間ダウンタイム約 8.7 時間) から 99.99% (年間約 52 分) の範囲で設定される。第二にリダイレクト応答時間で、P95 (95 パーセンタイル) で 100ms 以下が高品質の目安となる。第三にデータ保持期間で、作成した短縮 URL がいつまで有効に機能するかを保証する。
SLA 違反時の補償形態は、サービスクレジット (翌月の利用料から割引) が一般的である。稼働率が保証値を下回った場合、下回った度合いに応じて 10% から 100% のクレジットが付与される。ただし、計画メンテナンス、不可抗力、ユーザー起因の障害は通常 SLA の対象外となる。
短縮 URL サービスを選定する際は、SLA の数値だけでなく、測定方法 (外部監視か内部監視か)、障害報告の透明性 (ステータスページの有無)、過去のインシデント履歴も確認すべきである。無料プランでは SLA が提供されないことが多く、ビジネスクリティカルな用途では有料プランの SLA を精査した上で導入を判断することが重要である。