アトリビューションモデルとは、ユーザーがコンバージョン (購入、登録など) に至るまでに接触した複数のマーケティングチャネルやタッチポイントに対して、貢献度をどのように配分するかを定義するルールのことです。
たとえば、あるユーザーが Google 検索 → SNS 広告 → メルマガ → 購入という経路をたどった場合、この購入の功績を検索・SNS・メルマガのどれに帰属させるかがアトリビューションの問題です。
代表的なモデルは 6 つあります。ラストクリック (最後のタッチポイントに 100% 帰属)、ファーストクリック (最初のタッチポイントに 100% 帰属)、線形 (全タッチポイントに均等配分)、減衰 (コンバージョンに近いほど高配分)、接点ベース (最初と最後に 40% ずつ、中間に 20% を均等配分)、データドリブン (機械学習で最適配分を算出) です。
短縮 URL はアトリビューション分析の重要なデータソースです。各チャネル (SNS、メール、広告) で異なる短縮 URL を使い、UTM パラメータを付与すれば、どのチャネルのどのリンクがクリックされ、最終的にコンバージョンに至ったかを正確に追跡できます。ただし、チャネルを分ける粒度は最初に決めておかないと、同じ施策のリンクが複数の短縮 URL に散らばり、後からまとめて集計できなくなります。
Google Analytics 4 はデフォルトでデータドリブンアトリビューションを採用しています。これは機械学習を使って、各タッチポイントの実際の貢献度を過去のデータから算出するモデルです。ただし 2026 年 8 月時点の GA4 で選べるのはデータドリブンとラストクリック系 (有料・オーガニックのラストクリック、Google の有料チャネルのラストクリック) だけで、ファーストクリック・線形・減衰・接点ベースは 2023 年 11 月に提供が終了しています。コンバージョン数が少なくデータドリブンの精度が心配な場合はラストクリック系の数字と見比べ、それ以外の配分で確かめたいときは書き出したデータを表計算や BI ツールで集計する形になります。