リンクアトリビューションとは、コンバージョンに至るまでの各リンク (タッチポイント) の貢献度を評価する分析手法です。ユーザーが複数のリンクを経由して最終的にコンバージョンした場合、どのリンクが最も貢献したかを定量的に判定します。
アトリビューションモデルには主に 5 つの方式があります。ラストクリック (最後にクリックしたリンクに 100% の貢献) 、ファーストクリック (最初にクリックしたリンクに 100% の貢献) 、線形 (すべてのタッチポイントに均等配分) 、時間減衰 (コンバージョンに近いタッチポイントほど高い貢献) 、データドリブン (機械学習で貢献度を算出) です。
実務で最も多く使われているのはラストクリックモデルですが、これには大きな盲点があります。たとえば、ユーザーが SNS 広告でブランドを認知し、ブログ記事で詳細を学び、メールのリンクから購入した場合、ラストクリックモデルではメールだけが評価され、認知に貢献した SNS 広告の価値がゼロになります。マーケティング予算の配分を誤る原因になるため、複数のモデルを比較検討することが重要です。
短縮 URL のクリック解析データは、アトリビューション分析の重要なデータソースになります。各短縮 URL に UTM パラメータを付与し、 Google Analytics のアトリビューションレポートと組み合わせることで、チャネルごとの貢献度を可視化できます。関連書籍は Amazon でも探せます。