QR コードバージョンとは、 QR コードのサイズを決定する規格番号です。バージョン 1 (21×21 モジュール) からバージョン 40 (177×177 モジュール) まで 40 段階あり、バージョンが上がるごとに 4 モジュールずつサイズが増加します。
バージョンとデータ容量の関係は、バージョン 1 (エラー訂正 L) で数字 41 文字、バージョン 5 で数字 154 文字、バージョン 10 で数字 652 文字、バージョン 40 で数字 7,089 文字です。 URL を格納する場合、短縮 URL (20 〜 30 文字) ならバージョン 2 〜 3 で十分ですが、長い URL (100 文字以上) ではバージョン 5 以上が必要になります。
バージョンの選択は、データ量、印刷サイズ、読み取り環境のバランスで決まります。バージョンが大きいほど多くのデータを格納できますが、モジュールが小さくなるため、同じ印刷サイズでは読み取り精度が低下します。実用上はバージョン 1 〜 10 程度が一般的で、バージョン 20 以上は産業用途に限られます。
QR コード生成ライブラリは、入力データの量とエラー訂正レベルに基づいて最適なバージョンを自動選択します。手動でバージョンを指定する必要はほとんどありませんが、印刷サイズの制約がある場合は、短縮 URL を使ってデータ量を減らし、より小さなバージョンに収めるのが効果的です。関連書籍は Amazon でも探せます。