QR コード容量とは、 QR コードに格納できるデータの最大量のことです。バージョン (サイズ) とエラー訂正レベルの組み合わせで決まり、バージョンが大きいほど、エラー訂正レベルが低いほど、多くのデータを格納できます。
QR コードの最大容量は、バージョン 40 (177×177 モジュール) ・エラー訂正レベル L の場合で、数字 7,089 文字、英数字 4,296 文字、バイナリ 2,953 バイト、漢字 1,817 文字です。ただし、実用上はバージョン 10 〜 15 程度 (数百文字) が一般的で、バージョン 40 の QR コードは非常に大きく、印刷・読み取りの両面で扱いにくくなります。
容量と読み取り精度はトレードオフの関係にあります。データ量が多いほど QR コードのパターンが複雑になり、小さな印刷面では読み取りが困難になります。短縮 URL (20 〜 30 文字) を使えば、バージョン 2 〜 3 (25×25 〜 29×29 モジュール) の小さな QR コードで十分であり、名刺やチラシの限られたスペースでも高い読み取り精度を確保できます。
エラー訂正レベルの選択も容量に影響します。レベル H (30% 復元) はロゴ埋め込みに適していますが、同じバージョンでレベル L (7% 復元) と比較してデータ容量が約半分に減少します。用途に応じた適切なレベル選択が重要です。関連書籍は Amazon でも探せます。