ファネル (Funnel、漏斗) とは、ユーザーが認知から購入 / 登録などの最終アクションに至るまでの段階的なプロセスを、漏斗の形で可視化したマーケティングモデルです。各段階でユーザーが離脱するため、下に行くほど人数が減り、漏斗のような形になります。
マーケティングファネルは、たとえば認知 (Awareness) → 興味 (Interest) → 検討 (Consideration) → 行動 (Action) の 4 段階に分けられます。EC サイトなら、サイト訪問 → 商品閲覧 → カート追加 → 購入完了という具体的なステップに落とし込めます。
ファネル分析では、どの段階で最も多くのユーザーが離脱しているかを特定します。たとえば、カート追加から購入完了への遷移率が 30% なら、カートに追加したユーザーの 70% がその間に離脱しています。Baymard Institute が 50 件の調査から算出した平均カート放棄率は 70.22% です (2026 年版の集計)。
短縮 URL はファネルの各段階で活用されます。認知段階では SNS 投稿や広告の短縮リンク、興味段階ではメルマガの短縮リンク、検討段階では比較ページへの短縮リンクで、それぞれのクリック数を計測します。各段階の短縮 URL に異なる UTM パラメーターを付与すれば、解析ツール上でどの段階のリンクからの流入かを区別できます。
Google Analytics 4 では「ファネルデータ探索」で、任意のステップを定義してファネル分析を実行できます。オープンファネル (途中から入るユーザーも含む) とクローズドファネル (最初のステップから入ったユーザーのみ) を切り替えて分析できる点が特徴です。