Webhook とは、あるサービスで特定のイベントが発生したとき、事前に登録した URL に対して自動的に HTTP リクエスト (通常は POST) を送信する仕組みです。「何かあったら教えて」と電話番号を渡しておくようなもので、イベント駆動型のサービス連携を実現します。
Webhook の対義語にあたるのがポーリング (Polling) です。ポーリングは「新しい情報はありますか?」と定期的に問い合わせる方式で、変化がなくても問い合わせが発生します。Webhook はイベントが起きたときにだけ通知が送られます。
Webhook を提供する短縮 URL サービスでは、リンクがクリックされたときに通知を受け取る使い方があります。たとえば、重要なキャンペーンリンクのクリックを Slack チャンネルに通知したり、クリックデータを自社のデータベースに自動蓄積したりできます。
Webhook の実装で注意すべき点がいくつかあります。第一に、受信側のエンドポイントは HTTPS で公開します。Stripe は、登録するエンドポイントを公開された HTTPS の URL に限っています (2026 年 10 月時点の文書)。第二に、Webhook の送信が失敗した場合のリトライ処理を考慮する必要があります。再送の回数や期間はサービスによって異なり、受信側がダウンしている間のイベントは失われる可能性があります。第三に、Webhook の送信元を確かめるため、署名 (HMAC-SHA256 など) を検証します。
Webhook は GitHub (プッシュ通知)、Stripe (決済完了通知)、Slack (メッセージ投稿) などのサービスで使われています。