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Webhook

特定のイベント発生時にサーバーから指定 URL へ自動的に HTTP リクエストを送信する仕組み。リアルタイム連携に活用される。

2026 年 11 月 4 日 / 約 1 分で読めます

アナリティクス

Webhook とは、あるサービスで特定のイベントが発生したとき、事前に登録した URL に対して自動的に HTTP リクエスト (通常は POST) を送信する仕組みです。「何かあったら教えて」と電話番号を渡しておくようなもので、イベント駆動型のサービス連携を実現します。

Webhook の対義語にあたるのがポーリング (Polling) です。ポーリングは「新しい情報はありますか?」と定期的に問い合わせる方式で、変化がなくても問い合わせが発生します。Webhook はイベントが起きたときにだけ通知が送られます。

Webhook を提供する短縮 URL サービスでは、リンクがクリックされたときに通知を受け取る使い方があります。たとえば、重要なキャンペーンリンクのクリックを Slack チャンネルに通知したり、クリックデータを自社のデータベースに自動蓄積したりできます。

Webhook の実装で注意すべき点がいくつかあります。第一に、受信側のエンドポイントは HTTPS で公開します。Stripe は、登録するエンドポイントを公開された HTTPS の URL に限っています (2026 年 10 月時点の文書)。第二に、Webhook の送信が失敗した場合のリトライ処理を考慮する必要があります。再送の回数や期間はサービスによって異なり、受信側がダウンしている間のイベントは失われる可能性があります。第三に、Webhook の送信元を確かめるため、署名 (HMAC-SHA256 など) を検証します。

Webhook は GitHub (プッシュ通知)、Stripe (決済完了通知)、Slack (メッセージ投稿) などのサービスで使われています。

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関連用語

API レート制限

API へのリクエスト数を一定期間内に制限する仕組み。サービスの安定性確保と不正利用の防止に不可欠。

API キー

API へのアクセスを認証および制御するための文字列。利用者の識別とアクセス制限に使われる。

クリック解析

クリック解析とは、短縮 URL や Web ページのクリック数 / アクセス元 / デバイス種別などを収集および分析する手法です。取得できるデータの種類、マーケティング効果測定への活用方法を解説します。

サーバー

ネットワーク上でデータやサービスを提供するコンピューター。 Web サイトの表示やメールの配信を支える基盤。

HTTPS

HTTP に SSL/TLS による暗号化を追加した通信プロトコル。 Web サイトのセキュリティと信頼性の基盤。

Webhook リトライ

Webhook 通知の配信失敗時に、指数バックオフなどで間隔を空けて再送する仕組み。短縮 URL のクリックイベントを外部システムへ後から届けるために使われる。

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よくある質問

Webhook と API の違いは何ですか?
API はこちらからリクエストを送って情報を取得する「プル型」、Webhook はイベント発生時にサーバーから通知が届く「プッシュ型」です。API は必要なときに情報を取りに行き、Webhook はイベントの発生時に情報が届きます。用途に応じて使い分けます。
Webhook の受信に失敗したらデータは消えますか?
サービスによって異なります。Stripe は本番環境で失敗した配信を最大 3 日間再送し、GitHub は失敗した配信を自動では再送しません (手動で再配信できます) (2026 年 10 月時点の両社の文書)。受信した Webhook をいったんメッセージキュー (Amazon SQS など) に入れてから処理する設計もあります。
Webhook のセキュリティ対策は?
署名を検証して送信元を確かめます。たとえば GitHub は HMAC (SHA-256) の署名を X-Hub-Signature-256 ヘッダーに付けて送るので、受信側は共有したシークレットで同じ計算をして照合します。また、受信エンドポイントは HTTPS で公開し、送信元の IP アドレスを許可リストで絞る方法もあります。

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