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コホート分析

同じ時期に特定の行動を取ったユーザー群をグループ化し、その後の行動パターンを時系列で追跡する分析手法。

2026 年 8 月 25 日 / 約 1 分で読めます

アナリティクス

コホート分析 (Cohort Analysis) とは、同じ時期に同じ行動 (初回訪問、会員登録、初回購入など) を行ったユーザーを 1 つのグループ (コホート) としてまとめ、そのグループの行動を時系列で追跡する分析手法です。

たとえば「1 月に初回訪問したユーザー」をコホートとして、2 月、3 月、4 月にそのユーザーの何% がサイトに再訪問したかを追跡します。これにより、ユーザーの定着率 (リテンション率) の推移を把握できます。

コホート分析が通常のアクセス解析と異なるのは、「いつ獲得したユーザーか」という時間軸を加える点です。全体の月間アクティブユーザー数が増えていても、コホート分析で見ると新規ユーザーの定着率が低下している (穴の開いたバケツ状態) ことが判明する場合があります。

短縮 URL のキャンペーン分析にコホート分析は有効です。「4 月のキャンペーンリンクをクリックしたユーザー」をコホートとして、その後のサイト訪問頻度、購入率、LTV (顧客生涯価値) を追跡できます。異なる時期のキャンペーンコホートを比較することで、どのキャンペーンが最も質の高いユーザーを獲得したかを評価できます。

Google Analytics 4 では「探索」→「コホートデータ探索」でコホート分析を実行できます。設定するのは、コホートへの登録条件 (初回接触 = ユーザー獲得日、あるいは特定のイベントやトランザクションの発生)、セルに表示する指標 (アクティブユーザー数など)、コホートの粒度 (毎日、毎週、毎月) です。粒度の「毎週」は任意の連続した 7 日間ではなく日曜日から土曜日までの区切りとして扱われるため、月曜始まりで運用しているキャンペーンでは 1 日ずれた集計になります。

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関連用語

セッション

ユーザーが Web サイトを訪問してから離脱するまでの一連の行動をまとめた単位。アクセス解析の基本指標。

ファネル

ユーザーが最終的なコンバージョンに至るまでの段階的なプロセスを漏斗型に可視化したモデル。離脱ポイントの特定に使う。

アトリビューションモデル

コンバージョンに至るまでの複数のタッチポイントに、貢献度をどう配分するかを定義するモデル。広告投資の最適化に使われる。

コンバージョン率

Web サイトの訪問者が目標とするアクション (購入、登録など) を完了した割合。マーケティング施策の成果を測る重要指標。

イベントトラッキング

ボタンクリック、動画再生、ファイルダウンロードなど、ページ遷移を伴わないユーザー操作を計測する手法。

クリックストリーム

ユーザーが Web サイト上でクリックした一連の経路を時系列で記録したデータ。行動パターンの分析に使われる。

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よくある質問

コホート分析とファネル分析の違いは?
ファネル分析は「1 回の訪問内での段階的な離脱」を分析します。コホート分析は「同じ時期に獲得したユーザーの長期的な行動変化」を分析します。ファネルは短期的な最適化、コホートは長期的なユーザー定着の分析に適しています。
コホート分析に必要なデータ量は?
コホートごとの人数が少ないと、リテンション率が数人の増減で大きく振れて傾向が読み取れなくなります。日次で区切って 1 セルが数人規模になるようなら、週次や月次にまとめて 1 コホートあたりの人数を増やすほうが、比較に耐える数字になります。必要な人数は見分けたい差の大きさによって変わるので、固定の目安を当てはめるのではなく、セルの数字が数人単位で跳ねていないかで判断してください。
GA4 でコホート分析を行うには?
GA4 の「探索」でテンプレート ギャラリーから「コホートデータ探索」を選び、コホートへの登録条件 (初回接触など)、リピートの条件、セルに表示する指標、コホートの粒度 (毎日/毎週/毎月) を設定します。テンプレートが用意されているため、設定自体は難しくありません。

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