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クレデンシャルスタッフィング

漏洩したユーザー名とパスワードの組み合わせを大量に試行し、他サービスへの不正ログインを狙う自動化攻撃。

2026 年 10 月 31 日 / 約 1 分で読めます

セキュリティ

クレデンシャルスタッフィングとは、過去のデータ漏洩で流出したユーザー名とパスワードの組み合わせを大量に試行し、他のサービスへの不正ログインを試みるサイバー攻撃手法である。複数のサービスで同じ認証情報を使い回すユーザーがいることを悪用する。OWASP はこれを総当たり攻撃 (ブルートフォース攻撃) の一種と位置づけ、多くの場合、漏洩した実在のユーザー名とパスワードの組を使う攻撃を指すとしている (2026 年 10 月時点)。

攻撃の仕組みとして、攻撃者は漏洩した認証情報のリストを自動化ツールに読み込ませ、標的サービスのログインエンドポイントに対して大量に試行する。IP アドレスのローテーションや CAPTCHA 回避技術を組み合わせることで、単純なレート制限を回避しようとする。

短縮 URL サービスの管理画面も標的になりうる。攻撃者がアカウントを乗っ取れば、既存の短縮 URL のリダイレクト先をフィッシングサイトに書き換えたり、リンク統計データを窃取したりできる。

防御策には、ログイン試行のレート制限、多要素認証 (MFA) の必須化、漏洩パスワードのデータベース (Have I Been Pwned API 等) との照合によるパスワードの拒否などがある。OWASP は MFA を、クレデンシャルスタッフィングを含むパスワード関連の攻撃の大半に対して群を抜いて最良の防御としている (2026 年 10 月時点)。パスワードレス認証 (WebAuthn / パスキー) へ移る方法もある。

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関連用語

二段階認証

パスワードに加えてもう 1 つの認証要素を要求するセキュリティ手法。アカウント乗っ取りを大幅に防止する。

レート制限

API やサービスへのリクエスト数を一定期間内で制限する仕組み。サーバー保護と公平な利用を実現する。

ボット検出

Web サイトへのアクセスが人間によるものかボット (自動プログラム) によるものかを判別する技術。不正クリックの排除に不可欠。

パスワード

アカウントへの不正アクセスを防ぐための認証情報。強度の高いパスワードと二段階認証の併用が推奨される。

ブラウザフィンガープリント

ブラウザーやデバイスの固有情報を組み合わせてユーザーを識別する技術。 Cookie に依存しないトラッキング手法。

URL 短縮サービス

長い URL を短いリンクに変換するオンラインサービス。クリック解析、QR コード生成、パスワード保護などの付加機能を提供する。

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