リダイレクトバジェットとは、検索エンジンのクローラー (Googlebot など) が 1 つの URL について追跡するリダイレクトホップの上限回数を指す概念です。 Google 検索セントラルは、 Googlebot が複数のリダイレクトの連鎖を最大 10 ホップまで追跡できるとしつつ、チェーンは 3 回以内 (少なくとも 5 回未満) に抑えるよう推奨しています (2026 年 8 月時点)。長いリダイレクトチェーンはクロールに悪影響を与えるとも明記されています。
短縮 URL サービスとの関連は直接的です。短縮 URL を経由するリンクは、最低でも 1 回のリダイレクトを追加します。元の URL が既にリダイレクトを含んでいる場合 (HTTP→HTTPS、www→non-www、旧パス→新パスなど)、短縮 URL を加えることでリダイレクトチェーンが 3-4 段に膨らむことがあります。
SEO への影響として、(1) ホップ数の上限を超えたチェーンではクローラーが追跡を打ち切り、最終ページに到達できない、(2) リダイレクトの追跡にクロール予算が消費される、(3) リダイレクトの連鎖はユーザーの待ち時間を増やし、長いチェーンに対応しないユーザーエージェントやブラウザもある、という点が挙げられます。
対策として、(1) 短縮 URL のリダイレクト先は最終的な正規 URL を直接指定する (中間リダイレクトを含まない)、(2) 恒久的な移転には 301 リダイレクトを使用し、リダイレクト先を正規 URL とみなすシグナルを検索エンジンに与える、(3) サイトマップには短縮 URL ではなく正規 URL を記載する、(4) 定期的にリダイレクトチェーンの段数を監視し、4 段以上のチェーンを解消する、という運用が推奨されます。