リファラー (Referrer) とは、ユーザーが現在のページにアクセスする直前に閲覧していたページの URL です。 HTTP リクエストの Referer ヘッダー (RFC 上のスペルミスがそのまま仕様になった) で送信され、トラフィックの流入元を特定するために使用されます。
リファラーの活用例として、「どの SNS からのアクセスが多いか」「どの外部サイトからリンクされているか」「検索エンジンからの流入割合はどの程度か」といった分析があります。 Google Analytics では「参照元/メディア」レポートでリファラー情報を確認できます。
ただし、リファラー情報は必ずしも正確ではありません。 HTTPS → HTTP の遷移ではリファラーが送信されない (セキュリティ上の理由) 、ブラウザの設定やプライバシー拡張機能でリファラーがブロックされる、 Referrer-Policy ヘッダーでリファラーの送信範囲が制限される、といったケースがあります。 Google Analytics で「 (direct) / (none) 」と表示されるトラフィックの一部は、実際にはリファラーが欠落した間接的なアクセスです。
短縮 URL サービスでは、リダイレクト時にリファラー情報がどう扱われるかが重要です。 302 リダイレクトでは、リダイレクト先のページに元のリファラー (短縮 URL をクリックしたページ) が引き継がれる場合と、短縮 URL サービスのドメインがリファラーになる場合があり、ブラウザの実装に依存します。関連書籍は Amazon でも探せます。