スマートフォンで URL をタップするだけで、30 分後には温かい料理が届く。フードデリバリーでも、URL が暮らしの道具として使われています。
Uber Eats は、レストランごとに固有の URL を発行しています。`ubereats.com/store/レストラン名/ID` という形式の URL は、レストランにとって「デジタル上の店舗入口」です。この URL を SNS やウェブサイトに貼るだけで、顧客を直接注文ページに誘導できます。日本の出前館も同様に、各店舗の注文ページに固有の URL を割り当てています。
フードデリバリーの URL には、メニューを友人と共有できるリンクもあります。 Uber Eats や出前館では、特定のメニューアイテムの URL を友人に送ることができます。「このラーメン美味しそう」と URL を送られると、そのまま注文ページを開く人もいます。
しかし、フードデリバリーの URL は詐欺にも使われます。「特別割引クーポン」を装った偽の URL が SMS やメールで届き、クリックするとフィッシングサイトに誘導されます。正規のフードデリバリーアプリの URL に似せたドメインを使い、ログイン情報やクレジットカード情報を盗む手口です。
QR コードのメニューも、URL を使う仕組みです。コロナ禍の後には、紙のメニューの代わりにテーブルに QR コードを置くレストランもあります。この QR コードは URL にリンクしており、スマートフォンでスキャンするとデジタルメニューが表示されます。一部のレストランでは、このデジタルメニューからそのまま注文 / 決済まで完結できる仕組みを導入しています。 URL は、外食の場面でも使われるようになっています。テーブルの QR コードで開いたページでも、支払いの前にアドレスが店や正規のサービスのものかを見ておくと安心です。割引の案内がメッセージで届いた時も、中のリンクは開かず、いつも使っているアプリを自分で開いてクーポンを探すと、偽のページに入る心配が減ります。